お歳暮に贈るみかんの選び方|相手に合うみかんを贈れば失敗なし!
・お歳暮にみかんを贈りたいけど選ぶときに気を付けることはある?
・相手方に失礼がないように高級みかんを選びたい
・そもそもお歳暮にみかんって相手に失礼ではない?
こんな悩みにお答えします。
お歳暮は1年の感謝を伝える大切な贈り物です。
そして、寒い時期に食べたくなるみかんは、お歳暮の定番商品として人気です。
しかし、すっぱいみかんだったり、贈る量が多すぎて腐らせてしまったりと、
贈るみかんを間違えれば相手を困らせてしまうことになりかねません。
そのため、贈る相手にぴったりのみかん選びをして失礼のないよう、失敗のないようにしましょう。
そこで今回はお歳暮にぴったりのみかんの選び方、
贈る相手に失礼がないみかんを選ぶポイントを詳しく解説しました。
目次
1. お歳暮とは?お届けの時期は?
2. お歳暮でみかんは人気!
3.みかんの銘柄・品種で選ぶ
4.みかんの糖度は11~13度がおすすめ
5.贈る相手によってみかんの量を選ぶ
6.高級みかんのお歳暮なら化粧箱入りを選ぶ
7.伊藤農園での柑橘の取り扱い
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1. お歳暮とは?お届けの時期は?
お歳暮とは、今年1年お世話になった人に対して、 感謝の気持ちを込めた贈り物のことです。
お歳暮の由来は、年の暮れから正月にかけて行われていた
家々の先祖の霊を祭る行事の際に使われるお供え物がお歳暮の始まりと言われています。
お歳暮を贈る時期は、
◾️東日本:11月下旬〜12月20日前後
◾️西日本:12月13日〜12月31日前後
◾️沖縄:12月初旬から13日くらいまで
とお歳暮を贈る時期は地方によって違いがあります。
ただ、全国的には12月20日頃までに贈るのが一般的です。
2. お歳暮でみかんは人気!
お歳暮の贈り物としてみかんは人気です。
毎年決まってみかんを贈る人も少なくありません。
冬と言えば、コタツにみかんを置いてくつろぐイメージがありませんか?
寒いと家で過ごす時間が長くなりやすく、コタツで温まってくると喉が渇いてくる。
そんなときに食べたくなるのが、おいしく水分補給ができる「みかん」なんです。
お腹も満たせるので一石二鳥。
そして、包丁もまな板、お皿も必要ないので洗い物が出ずに、
手軽に食べられる果物なのがみかん。
この手軽さが貰ってうれしく、お歳暮ぴったりなのです。
みかんの健康効果
みかんは肌の健康、風邪に強い身体づくりに必要な「ビタミンC」が豊富に含まれています。
ビタミンCは、体内でコラーゲンの生成に関わっており、皮膚や粘膜の健康をサポートしてくれます。
また、抗酸化作用があるため病気や老化の原因になる活性酸素を抑制してくれるのです。
さらに、果肉を包んでいる袋には水溶性食物繊維の「ペクチン」が豊富に含まれているため、腸内環境を整えてくれます。
そして、みかんの果肉にくっついている白い筋には「ヘスペリジン」が含まれており、
血管の疾患を予防しサポートしてくれます。白い筋は食べにくいと取ってしまう人もいますが
出来たら取らずに食べたほうが健康に役立つのでおすすめです。
このように、みかんは肌が乾燥しやすく風邪になりやすい季節にぴったりの果物なのです。
お歳暮時期のみかんの特徴
お歳暮時期のみかんは糖度が高く、
甘みと酸味のバランスがちょうど良いたくさん食べたくなる絶妙なおいしさです。
品種としては「中生みかん」「晩生みかん」がお歳暮時期に出荷されます。
後ほど詳しく紹介しますね。
3.みかんの銘柄・品種で選ぶ
代表的なみかんと言えば「温州みかん」です。
温州みかんは、皮が薄く剥きやすい特徴があり手軽に食べやすいため、お歳暮のみかんとしておすすめです。
みかんは収穫時期によって品種が変わり、味わいが異なってきます。
・極早生みかん:9下旬~10月下旬
・早生みかん:11月初旬~11月下旬
・中生みかん:12月初旬~12月下旬
・晩生みかん:12月下旬~1月下旬
お歳暮で贈られるみかんは収穫時期をみると「中生みかん」か「晩生みかん」になります。
中生みかんは、酸味が少ない甘みがしっかりと味わえる品種です。
一方晩生みかんは、糖度と酸味どちらも濃くなるため、濃厚な味わいになっている品種です。
スタンダードは中生みかんですが、贈る相手の好みを考えて品種を選ぶと、より喜ばれやすいですよ。
3.みかんの糖度は10~12度がおすすめ
みかんの糖度は数値で表されます。数値が大きいほど糖度が高く、甘いみかんである証拠になります。
みかんの品種によりますが、基本的に糖度は10~10度がおすすめです。
一般的に甘くおいしいみかんと感じられるのは、
糖度10度以上だからです。12度ほどの高い糖度になれば高品質なみかんとして扱われます。
ただし、みかんは「糖度が高い=おいしい」ではありません。
みかんは甘みと少しの酸味があるからこそおいしく、たくさん食べたいと思うのです。
糖度が高すぎると酸味も強くなる傾向がみかんにはあるので、
甘味はあるけど酸っぱいみかんになることもあります。
だからこそ、甘みと酸味のバランスが取りやすい糖度11~13度のみかんがおすすめなのです。
5.贈る相手によってみかんの量を選ぶ
みかんは傷みやすく長期保存が難しいため、大量に贈ってしまうと腐らせてしまう可能性があります。
感謝の気持ちとして贈るお歳暮ですから、相手の保存管理のことも考えてみかんの量を選びましょう。
みかんの量の目安は以下の通りです。
1~2人暮らし:2.5kg・5kg
3~4人暮らし:10kg
ちなみに、みかんは涼しい場所で常温保存した場合、日持ち日数は3週間程度です。
3週間で食べきれられる程度の量で贈るようにしましょう。
ただ、みかん箱のキロ数だけでは、何個程度入っているのかわかりにくいですよね。
贈るキロ数を選びやすいように、キロ数別でそれぞれ何個ぐらいみかんが入っているのかを具体的に紹介します。
2.5kgのみかんの量
Sサイズ:27~32個
Mサイズ:22~27個
Lサイズ:17~22個
毎日1~2個食べると想定すると、1人暮らしや夫婦2人暮らしの人にちょうど良い量ではないでしょうか。
個数が多いと感じさせてしまうと食べきれるか不安になる人もいるかもしれないので、
1人暮らしの場合はMサイズかLサイズがおすすめです。
5kgのみかんの量
Sサイズ:55~65個
Mサイズ:45~55個
Lサイズ:35~45個
みかん好きなら、1人暮らしでも傷む前に無理なく食べきれる量です。
また、普段から来客が多かったり、おすそ分けが好きだったりする相手の場合は
1人暮らしでも5kgはすぐなくなるでしょう。夫婦2人なら余裕で食べきれますよ。
10kgのみかんの量
Sサイズ:110~130個
Mサイズ:90~110個
Lサイズ:70~90個
3~4人暮らしには10kgサイズからがおすすめです。
たくさん食べられて満足感を味わってもらえるでしょう。3人ならMサイズ、Lサイズがおすすめです。
4人なら個数が多い方が1人あたり食べられる数が多くなるので、小ぶりのSサイズかMサイズがおすすめです。
6.高級みかんのお歳暮なら専用の化粧箱入りを選ぶ
義父母や上司へのお歳暮は失礼や失敗がないように、
化粧箱入りの高級みかんを選ぶのがおすすめです。
化粧箱入りの高級みかんは、みかんの大きさや質が均等になっており、重ならないように箱に詰められています。.
化粧箱は通常の箱より高級感があるので、特別な贈り物であることを伝えやすく、
そんな気遣いをしてくれたことに対して喜んでもらいやすいでしょう。
また、保存管理においても通常の箱より簡単になることが良いポイントでもあります。
通常の箱の場合、みかんが重なり合って箱に詰められているため、
下の方のみかんの状態が見えにくく、箱から一度すべて出してチェックし、傷まないように湿気管理が必要です。
一方化粧箱の場合、みかんは重なっていないのでチェックがしやすく管理が楽なのです。
また、個数が10~24個程度と多すぎないので、食べきれなくて困らせる心配がなく迷惑だと思われる心配はないでしょう。
相手方に失礼がないようにしたい人は、化粧箱入りの高級みかんをお歳暮として贈ることをおすすめします。
7.伊藤農園での柑橘の取り扱い