みかんな豆知識

酸っぱい『みかん』を甘くするには?

買った『みかん』が酸っぱい...
みなさんは、そんな経験がないでしょうか?
『みかん』は、実や木によって個体差により味が
均一にならない場合があります。
1箱のうち1つが酸っぱい、またまた
運が悪いと1箱に沢山ある...
なんて事があった場合に

酸っぱいと感じる『みかん』に当たった時に
甘くできる!?そんな疑問に
お答えする3つの方法をご紹介♪

1.保存する。

数日置いておく

『みかん』は、収穫してからもずっと生きており、
呼吸によって少しずつ酸を使います。
その為、保存しておくことで、
酸味が徐々に抜けていくというわけです。
収穫したてのみかんであれば、
数日置くだけで甘くなります。

リンゴと一緒に保存する。

リンゴは呼吸の際に「エチレンガス」を出し、
他の食品の熟成を早めるそうです。
ただ保存するのではなく
リンゴと一緒に保存することで、
『みかん』が追熟し、酸味が抑えられ甘みが強く感じられるようになります。


保存方法は、リンゴ1つに対し、『みかん』2〜3個を
ビニール袋で一緒に保存します。

追熟しすぎに注意して、食べごろを逃さないよう
気をつけがら保存しましょう。

2.温める。

『みかん』は温めることでも甘みが増します。
なぜ『みかん』を温めると、甘みが増すのかというと
『みかん』を温めると『みかん』に含まれる酵素が働いて、
酸味成分のクエン酸が分解されるためです。

そんな『みかん』を温める方法をご紹介。

焼く

皮に焦げ目がつくぐらい焼くのがオススメです。
甘みも強く感じられるようになり、
焦げ目の香ばしさが加わり生のみかんでは、
感じられないおいしさがプラスされます。

茹でる

『みかん』に焦げ目をつけたくない場合は、
40度くらいの湯に10分ほど浸すだけでも少し効果があります。
効果は少しですが、手軽に試してみることが出来ます。

レンジで温める。

ちなみにレンジで軽く30秒〜1分ほど
レンジで温めることでも甘みが増す
と言われています。

太陽に当てる。

みかんをビニール袋に入れて口を縛って、
1〜3日陽の当たる場所に置いておきます。
収穫後の『みかん』も陽に当たることで呼吸を始め、
クエン酸が消費されて甘く感じられるようになります。


そのほか温めた『みかん』は冷やしてから
食べるとより美味しく食べられます。

3.刺激を与える。

一番手軽な方法として、手でよく揉むだけでも
『みかん』の甘みが増すとよく言われます。


みかんを揉むことで刺激をが加わり温められ、
『みかん』の呼吸が激しくなり、クエン酸が多く消費され
甘く感じられるようになります。

効果的な方法は、50回ほど揉んで、
揉んでからすぐに食べるのではなく、
1日置くと甘みが感じられると言われています

4.番外編

以上、みかんが甘く感じられるように酸味成分のクエン酸を抑える方法でした。
どうでしたか?

ただ、ご紹介した方法は、酸味成分のクエン酸をやわらげる方法であり
酸味をやわらげることによって甘味を感じやすくするものです。
『みかん』の甘さ自体が強くなるわけではありません。
そのため、味の感じ方には個人差もあり、
思ったほどの効果が出ない場合もあります。
酸味も『みかん』の美味しさの大切な要素の一つで、
欠かすことの出来ない要素です。

▼詳しくはこちら

それでも酸っぱく感じる場合

それでも食べにくい『みかん』は、
加工してしまうのも一つの手、
果汁を絞ってすだちの代わりにお魚に
また、お酢の代わりに酢飯に混ぜてお寿司などなど
そのほか果汁の搾り汁を加工してドレッシングや、
果実をお菓子やジャムにしたりと
アイデア次第で料理にも使えます。
色々と他に利用できるアイデアを考えるのも楽しそうですね♪
そんなアイデアに関しては、また別の記事でご紹介予定です。
ぜひ、『みかん』を隅々まで味わってみてくださいね!

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