みかんの食べ過ぎ?『柑皮症』について
みかんの食べ過ぎで手が黄色くなる『柑皮症』についてご紹介!
目次
・1.はじめに
・2.原因
・3.『柑皮症』は、どうやったら治る?
・4.ビタミンAの主な働き
・5.伊藤農園でみかんの取り扱いについて
・6.関連記事一覧
上記、テキストをクリックすると項目にジャンプします。
1.はじめに
暖かくなってきて、もうすぐ春くる気配がしてきましたこのころ。
みかんの食べ頃も過ぎて、お正月に家族揃ってゆっくり出来ましたでしょうか?
ところで家族や友人と家で過ごしてきた方々の中には、
みかんの食べ過ぎで手が黄色くなった方は多いのではないでしょうか?
この手足が黄色くなるのは『柑皮症』といいます。
『症』とついているので病気なのかと思いわれる方もいるかもしれませんが、
特に健康に害のある症状ではないのでご安心を(*˘︶˘*)
某有名映画にでは、農作業などによって、
ガチガチの固く歪な形になった手を見て
『わしらの姫さまはこの手を好きだと言うてくれる。
働き者の綺麗な手だと言うてくれましたわい』というセリフがありますが、、、
筆者個人的には、もし柑皮症になった方の手をみれば、みかんを沢山食べて頂けた証拠として、
『みかん好きの綺麗な手だわい』と言いたいところですね笑♪
むしろβ-カロテンには健康に良い効果が沢山あります!
β-カロテンは体内で吸収・分解されるとビタミンAに変わります
2.原因
この『柑皮症』ですが、原因はみかんの食べ過ぎにあります。
みかんの黄色成分であるカロテノイドの一種『β-カロテン』の過剰摂取が原因です。
この『β-カロテン』は角質に沈着しやすいことから、
必然と角質の多い手や足が黄色くなってしまいます。
『β-カロテン』はみかんだけでなく、にんじん・かぼちゃ等にも
含まれているのでたくさん食べすぎると同じように柑皮症になります。
ですが、先ほども書いた通り柑皮症は健康に影響のある症状ではないので全く問題ありません。
3.『柑皮症』は、どうやったら治る?
そんな『柑皮症』に治療法はあるのでしょうか?
調べてみたところ『柑皮症』を直すには、
『β-カロテン』の摂取を控える他には、ないようです。
『β-カロテン』はみかんのほか、にんじん、カボチャ、パセリ、オクラ、ブロッコリー、
紫蘇の葉などに含まれており、そういった食品や飲み物を控えることで
約1-3ヶ月ほどで、肌の色が通常の色に戻っていくようです。
ですので、『柑皮症』(手足は黄色いが目は白い)に気づいたら
『β-カロテン』の摂取の摂りすぎであると目安ともいえるので、
気づいたら『β-カロテン』の摂取を控えるようにしましょう。
4.ビタミンAの主な働き
β-カロテンは体内で吸収・分解されるとビタミンAに変わります
そんなビタミンAには、体に良い効果をご紹介
① 目や喉の粘膜の分泌を助ける
粘膜を正常に分泌することで、目や喉をコーティング!
風邪や花粉症などの予防になったり、ドライアイの予防や改善も期待することが出来ます
みかんを沢山食べていれば風邪をにならないというのは、このことが関係しているのかもしれませんね
② 眼の中にある『ロドプシン』という物質の材料になる
ロドプシンは眼の中で、暗闇の中で物を見易くする効果があります。
これが欠乏すると夜盲症といって暗い場所でよく見えなくなってしまう病気になってしまいます
いちばん身近なのはやはり
①目や喉の粘膜の分泌を助ける ではないでしょうか?
冬場の寒い時期にみかんを食べることは、
細菌やウイルスなどの外敵から私たちの身体を守るためだったのですね( *¯ ꒳¯*)🍊
薬やサプリメントで病気を予防することもいいかもしれませんが、
美味しいみかんを食べて、健康になれるなら一石二鳥!!
みかんを沢山食べて、手が黄色くなってしまっても、自身をもってみんなに見せびらかしましょう!!(✋`・ω・)✋=3🍊
みかんの健康効果はまだまだあります
詳しくは下記のボタンより過去記事にGO!