みかんな豆知識

はじめてのみかん

日本で最も沢山消費されている果物ってなにかご存じでしょうか?

もちろん『みかん』!と言いたいところですが、実は果物の国内消費量No.1は『バナナ』!
ですが『みかん』もしっかりNo.3に入ってます(*^-^*)(No.2は林檎です)

バナナはもちろんほぼ輸入品。林檎も西洋林檎として1871年にアメリカから苗が持ち込まれたのが国産林檎の流通の始まりといえるでしょう。

ということは、みかんは日本原産では最も消費量が多い果物!
といえるのではないでしょうか?!笑(無理やり理論)


そんなみかんですが、家族団欒の中で食べるときにふと思ったことはありませんか?

「赤ちゃんってみかん食べていいの?」
「赤ちゃんってみかん食べていいの?」

みかんには、ビタミンCはもちろん、ビタミンA、ビタミンB(葉酸)、カリウム
など栄養いっぱいです。できれば食べてもらいたいですよね。

結論からいうと生後5~6カ月の離乳食初期から食べることが出来ます。


ですが最初は果肉を食べさせるのではなく薄めた果汁から始めるのがいいでしょう。
さらに言えば、加熱した果汁を薄めてあげるのがいいそうです。

みかんの果汁を加熱して薄めるには理由があります。

1.赤ちゃんにとってみかんは酸っぱい!
1.赤ちゃんにとってみかんは酸っぱい!

みかんの酸っぱさはクエン酸によるものです。美味しいみかん、それは味が濃いみかんとも言えます。

大人でも極少量のクエン酸でも酸っぱいと感じることから、赤ちゃんにとっては本当に酸っぱいんです。
加熱してからお湯などで薄めることで、酸味を抑えることができ赤ちゃんでも美味しく食べることが出来ます。
また酸味が強すぎると胃腸にも負担が大きくなるのでやはり加熱したほうがいいでしょう。

2.十分な衛生面を用意する
2.十分な衛生面を用意する

みかんを搾ったりしたときに雑菌が混じってしまうことも考えられます。

健康にいいみかんですが、加熱殺菌することで赤ちゃんも安心して食べることが出来ます。

3.アレルギーのリスクを下げる
3.アレルギーのリスクを下げる

みかんの仲間であるオレンジやグレープフルーツにはアレルギー原因物質(アレルゲン)が含まれています。
みかんにも上記2種のアレルゲンと似た成分が含まれています。

オレンジほどのアレルギーがでることは少ないようですが、注意するに越したことはありません。
オレンジやみかんに含まれるアレルゲンは加熱することでアレルギーの症状を弱めることが出来ます。


日本人にとって馴染み深いみかん、できれば家族みんなで楽しみたいですよね。

伊藤農園のジュースは加熱殺菌したあと瓶詰。そのあと瓶ごと再加熱しての2重殺菌。

赤ちゃんも安心して楽しめる、苦みや渋みの少ない伊藤農園のピュアストレートジュース。
食品添加物フリーで赤ちゃんにも優しくて安心!

ちなみにみかんの果汁ではなく、『みかんの果肉』を食べられるのは離乳食後期の9カ月以降から。
内皮を取ってあげて小さくつぶしてから少しずつ食べさせてあげてくださいね。

みかんの缶詰(シロップ漬け)もおかあさんが楽でいいかもしれませんが、シロップ部分には砂糖が多すぎるのでちゃんと洗い流してあげてからのほうが良いかと思います。

赤ちゃんだけでなく、お母さんにとってもみかんには美容効果のある成分も含まれています。
赤ちゃんだけでなく、お母さんにとってもみかんには美容効果のある成分も含まれています。

今年の冬にはおかあさんと一緒に赤ちゃんも美味しいみかんを楽しめるといいですね。